相場の「喰い物」

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相場には神の手が存在する、と言われます。



もちろん、
何か意思をもった生物がいるわけではないのですが
「何者か」が介入しているように見えるほどの動きをする
ということです。

その「何者か」の大好物

「トレーダーの動揺

です。



動揺を喰い物にして、
チャートは動き続けているのです。





私も人間ですから、
相場の状況によっては動揺することは少なからずあります。

これは生理現象とも言えるのでしょうが、
その「動揺」を認めた上で
1秒でも速くその動揺を抹消しようと努めます。

これはもう、直観力でカバーするほかないと思います。



「直観力でカバー」とは経験値をベースにして、
瞬時に判断するということです。


恣意的なものを除けて、
完全無垢の素の感覚を探るということです。


当然のことながら
この世の誰も、相場の未来を予測することなどできません。


1秒後の未来さえ誰にもわからない中、
神の手の介入を避けるには



相場にいるどのトレーダーよりも速く
迅速に、鋭敏に、俊敏に判断するしかありません。




動揺している暇はないのです。



根性で乗り切るとか、
強く祈るとか、
より大きなものを抱え込もうとするとか・・・。

このように理論で立ち向かおうとしないことも「動揺」の表れであり、

トレーダーの精神的ご都合は、
相場には一寸たりとも通用しません。


「完全無視」されます。


そして、動揺しているトレーダーは
いま相場に居るべきではないとも思います。

「喰い物にされるのが目に見えているから」です。

動揺を抑えきるまでは、
土俵に上がるべきではありません。


動揺には、プラスもマイナスもあって

熱狂興奮過信もあれば、

不安恐怖疑心もあります。

これらを超越するには、長期的視野が不可欠です。



コイントスでは裏と表の確率は1/2ですが
10回投げて10回連続で「裏」が出る場合も必ずあります。

1/2は最終的に収束する値。

100回、200回ではなく、
1万回、10万回とトスをして出される結果です。


ところが動揺するトレーダーは過熱しているため、
10回のコイントスで10回連続裏が出ると、
「このコインは不良品だ」と判断してしまいます。


そうして、1/2に収束するはずだった結果を見ること無く
次のコインを試し、

思うような結果が出なければ、また次のコインを試す・・・
ということを繰り返していくのです。


じっくりと腰を据えていれば簡単に手に入るはずの結果を

自ら捨てているということです。


そうやって、
焦って目の前の期待された利益を貪ろうとしている時点で

確率に見放されている

のです。



飢餓状態のトレーダーに味方するものなどありません。


無限の資金力があれば、次々とコインを試し続けても良いのでしょうが
それはあまりにも非効率終わりの無い旅路

旅の途中で資金はどんどんと市場の養分と化し、
その動揺するトレーダーは相場の喰い物にされてしまいます。


動揺を避けるには、
「一貫して整合のとれたルール」が必要です。

目先の利益を狙うほどに、
そのルールは崩れていき一貫性の無い行動しかできなくなります。





人が失いたくないもの。


第一に「家族の命」

第二に「想い出の品」

第三に「お金」がきます。


例えば、家族を亡くしたとき。

それが病気であろうと、事故であろうと、事件であろうと
悲しみのあまり、命が奪われたことを誰かのせいにしようとします。

医師の処置が悪かったからだ、
いつも一緒にいた妻がもっと早く異変に気付けばよかったのだ、
あの人が電車で行かせず車で送ってあげていれば、など。

やり場の無い気持ちを自分以外の何者かにぶつけようとします。


しかし頭の片隅では
「失われた命は還ってこない」
「その愛する家族の代わりは存在しない」
ということが分っていますから、時間の経過とともに
少しずつその事実を受け入れることができます。


想い出の品を失ったときも同様です。

心のこもった手紙などを何かの拍子に紛失したとして、
その時は誰かを責めたとしても
やがて「失ったものは還ってこない」という事実を受け入れることができます。



ところが、
厄介なのは第三の「お金」です。


世の中には数え切れない程の紙幣が流通していますが、
個人がそのナンバーを一枚一枚控えているなんてことはまずありません。


私が持っている一万円札と、あなたが持っている一万円札は

名前が書いてあるわけでも無く、印があるわけでもなく、
「同じもの」として扱われています。



それゆえ、大損をしたときには「誰々のせいだ!」と
思いつく限りのあらゆるものを責め立て
糾弾できるという思い上がりから高圧的になり、
失ったものと「同じもの(金額)」をその相手から取り返そうと怒り狂います


ブローカーのサポートセンターへ苦情メールを鬼のように送りつけてみたり、証券会社の窓口で怒鳴ってみたり。
怒りのあまり、人を脅すこともあるかもしれません。

そして相手は人だけではありません。

1分前のユーロドルで大損したなら、
1分後のユーロドルから取り返そうとしてみたり。

無意味なナンピンを繰り返してみたり。


彼らは、

「動揺」の「熱狂、興奮、過信、不安、恐怖、疑心」がすべて入り交じった野性の中にいます。




飢餓状態で目先の利益を貪ろうとしたその状態では

相場にあるどんなものも味方してくれません。



敵を増やすだけであり、結果として

市場の養分となる死期が早まるだけです。





相場では、エントリーの瞬間、

それまでの過去の経験は全く何の影響も及ぼしません



昨日負けたトレーダーも、
昨日爆益だったトレーダーも、

エントリーの瞬間はまったくフラットな状態で
同じ土俵で勝負しなくてはなりません。


動揺するトレーダーは自らアドバンテージを相手側に渡し、
「自滅状態」にいるので喰い物にされるのは当然と言えます。





相場で勝つのは、「戦略」があるからです。


相場で負けるのは、「自滅」しているからです。



それ以上でも、それ以下でもない、

とってもシンプルな世界です。



相場で勝ちたい一心で「戦略」にばかり注視するトレーダーが多くいますが
そもそも「自滅」しなければ負けることはありません。







投資において全員に求められるのが自己判断」の認識です。


これを深く掘り下げて考えたことのあるトレーダーは
果たして何人いることでしょう。




自己判断とはつまり、直面する選択肢の全て

「戦略があるか?」「自滅していないか?」と

自分自身に問えるかどうかです。





それは、エントリーするかどうかだけではありません。


投資をするにあたって

株式市場を選ぶかFXを選ぶか、
どの通貨ペアにするか、
レバレッジはどうするか、
証券会社はどこにするか、
運用資金はいくらにするか―



そういった全ての選択に「戦略があるかどうかです。



なんとなく、FX。

株式で負けたから、FX。

カッコイイから、FX。


そんな理由で、どうして勝つことができるでしょう。




運用資金にしても同じです。


とりあえず、夏のボーナス分!

キリが良いから、100万円!

手始めに、貯金の半分で!



これらは戦略とは言えません。

ただの成り行きまかせです。


結果として、
期待される勝敗も利益も、成り行きまかせということです。





走り幅跳びの選手は、勝つために

右足から出るか、左足から出るかを決めています。



競泳選手は、勝つために

100m背泳ぎと200m背泳ぎで、泳ぎ方を変えます。




繰り返しになりますが、


全ての選択に戦略があるかどうか


です。



戦略が無ければ、動揺しっぱなしです。





常に 「戦略があるか?」「自滅していないか?」 と


自問自答を続けられるトレーダーでなければ、


明日には喰い物にされてしまうのは


言うまでもありません。  



 










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